改築規模は2.3万㎡/基本計画作成支援を5月10日まで受付/東京都福祉局の北療育医療C | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

関東・甲信越

改築規模は2.3万㎡/基本計画作成支援を5月10日まで受付/東京都福祉局の北療育医療C

 東京都福祉局が改築を計画している都立北療育医療センターについて、改築後の規模は延べ2万3000㎡程度を想定している。2日に「都立北療育医療センター改築に係る基本計画作成支援委託」の希望制指名競争入札を公告した。希望申請は10日まで受け付け、24日に開札する。
 参加資格は、「都市計画・交通等計画業務」のA-C等級か、「企画立案支援」のB等級の認定を受けていること。2010年4月以降に工事が完了した病床数60床以上の重症心身障害児(者)施設か病床数120床以上の病院で、該当する用途の設計範囲が延べ1万3000㎡以上の設計実績があることなど。
 既存の施設は、A棟(RC造地下1階地上2階建て延べ7823㎡)、B棟(RC造2階建て延べ4067㎡)、C棟(RC造5階建て延べ1150㎡)など総延べ1万3307㎡で、1985年3月に完成した。所在地は北区十条台1-2-25。診療科目は、内科、神経内科、精神科、小児科、外科、整形外科、リハビリテーション科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科。
 改築後の延べ床面積は2万3000㎡程度とした。
 業務では、おおむね15部門のヒアリングを踏まえた基本計画書を作成する。7月31日をめどに施設規模、利用者負担・工期・コストなどを踏まえた施設整備手法の比較などの中間報告を実施する。契約期間は25年3月31日まで。
 基礎資料となる23年度の「都立北療育医療センター施設整備検討支援委託」と、20年度の「東京都立北療育医療センター(R2)施設整備方針検討調査委託」はともに横河建築設計事務所が担当した。