ＮＥＸＣＯ東日本東北支社は、ＷＴＯ対象の秋田自動車道土渕工事を一般競争入札した結果、７５億２０００万円（税別、以下同）で安藤ハザマに決めた。１４者（７社、７ＪＶ）が参加し、安藤ハザマは技術評価と価格評価がそれぞれ２位（技術は同点が２者）だったものの、両評価点を合わせた総合評価値９８.９８２点でトップを獲得した。調査基準価格は７４億１５６６万円、契約制限価格は８０億６０５０万円に設定していた。
　秋田道山内ＰＡ～土渕トンネルに付加車線を設置する。
　概要は道路土工５９２０ｍで、内訳は道路４２２５ｍ、橋梁５カ所計８９４ｍ、トンネル１カ所８０１ｍ。工期は２０２９年３月３０日まで。場所は秋田県横手市山内筏～大沢。

【峠山Ｔ詳細設計はロード・エンジに】
　また、同支社は、秋田道峠山トンネル詳細設計業務を一般競争入札した結果、２９２０万円（税別）のロード・エンジニアリングに決めた。履行期限は２５年１０月１５日。
　秋田道に新設するII期線トンネル長さ１２５０ｍの詳細設計をまとめる。工事場所は岩手県西和賀町杉名畑。