北海道開発局札幌開発建設部は８日、ＷＴＯ対象の「石狩川改修付帯工事の内王子揚水機場改築工事」の一般競争入札を公告する。申請書を６月４日まで受け付ける。８月２３日に開札する。施工体制確認型総合評価落札方式（技術提案評価型Ｓ型）、「生産性向上チャレンジ」の試行工事となる。また、ＩＣＴ活用工事、ＣＩＭ活用工事（発注者指定型）、新技術活用工事の対象となる。
　参加資格は、単体か特定ＪＶ。単体とＪＶ代表者は「一般土木」の経営事項評価点数が１１５０点以上であることを求める。ＪＶ代表者以外の構成員は１１００点以上でよい。
　２００９年度以降、元請けとして１級河川の深層混合処理工法の機械攪拌（かくはん）による地盤改良工事で、施工深度１０ｍ以上（地中の無改良部を含む）、施工総本数２００本以上の施工実績を求める。
　ＪＶ代表者以外の構成員は、１級河川の深層混合処理工法の機械攪拌による地盤改良工事の施工実績でよい。
　工事概要は、機場本体工がＲＣ造１４４０m3、鉄筋１１０ｔ、耐圧ゴムプレート（１００mm）一式、地盤改良（高圧噴射、機械式攪拌）２３７本。仮設工が山留め支保工、土留め壁（ソイルセメント工法）、地盤改良（高圧噴射、機械式攪拌、薬液注入）各一式。
　工期は２５年１１月２６日まで。工事場所は江別市。