5月23日まで受付/本庁舎北館再編基本計画/香川県 | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

中国・四国・九州

5月23日まで受付/本庁舎北館再編基本計画/香川県

 香川県は、老朽化が進む本庁舎北館の再編整備に乗り出す。同県は8日、「香川県庁本庁舎北館等再編整備基本計画策定業務」の一般競争入札を公告した。既存北館の機能確保や解体手法の方針をまとめる。参加申請書は23日まで、入札書は6月5、6日に電子入札システムで受け付ける。翌7日に開札する。
 参加資格は、建築関係コンサルタント業務に登録している単体。2009年度以降に延べ3000㎡以上の新築や改築に関する基本計画や基本設計などの履行実績を求める。
 概要は、北館の敷地測量や各スペースの利用状況と構内道路通行状況の各調査。基本計画の検討として、基本方針や機能・建物配置計画、解体・建設計画など3案程度を提示する。概算事業費を算出した上で、各案を比較検討する。履行期間は2025年3月21日まで。
 本庁舎北館の規模は、SRC造地下1階地上4階建て延べ6851㎡。1966年に竣工し、60年近くが経過する。2023年11月議会で解体を正式表明しており、現在は会議室や備品倉庫として利用している。
 本館や東館に一部機能を移転すると同時に、北館解体跡地と旧看護専門学校跡地(敷地面積967㎡)に新たな施設を整備することで機能を分散する。