
東急不動産らは、東京都渋谷区の桜丘町中地区約2・2ヘクタールで、延べ約24万3200平方メートルの施設を整備する。5月29日の「第52回東京圏国家戦略特別区域会議」で、都が都市再生プロジェクトに追加提案した。同社が事業協力者として検討してきた「ネクスト渋谷桜丘地区」の市街地再開発事業が本格始動する。
施設には、音楽の街という渋谷のポテンシャルを生かし、音楽産業・文化を発信するホール、音楽産業に携わる人材育成拠点などを設けるほか、バスターミナルや多層にわたる歩行者ネットワークを整備し、渋谷の交通結節や広域交通の機能強化を図る。立体的な桜の景観を創出し、渋谷ならではの都市の魅力向上や文化の形成も目指す。
事業計画地は、渋谷駅南西側にある約2・2ヘクタール。北東側の隣接地では2023年11月に、渋谷駅桜丘口地区市街地再開発組合による高層複合ビル「Shibuya Sakura Stage」が完成した。同社は参加組合員として参画していた。
渋谷駅を中心とした半径2・5キロ圏内を「広域渋谷圏」と定めてまちづくりを進める同社は、18年11月に設立したネクスト渋谷桜丘地区再開発準備組合の事業協力者として、事業化検討を進めてきた。
このほか、「第52回東京圏国家戦略特別区域会議」で都は、中央区で建設工事が進む「八重洲二丁目中地区」について、事業主体からヒューリックを削除することも報告した。

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