大林組は、豪州建築最大手のMultiplex Global Limited(マルチプレックス・グローバル社)を子会社化する。大林組はこれまで、人口増加や都市開発需要を背景に堅調な建設需要が見込まれる豪州への本格参入の機会を模索してきた。
シドニーオリンピックメインスタジアム建設工事で協業実績を持つマルチプレックス社は、豪州建設市場での最大手企業(Tier1)の一つ。高層建築や病院、データセンターなどの付加価値の高い建築分野で高い評価を得ている。一方、英国ではロンドンを中心にオフィスや複合施設で豊富な実績を持ち、強固な競争優位性を確立している。カナダでも、堅調な成長を続けているという。
現在のマルチプレックス社は、2016年の設立でロンドンに本社を置く。前身母体となった企業は、豪州で1962年に設立され、豪州で60年以上の実績がある。2025年12月期の売上は約3800百万米ドル。
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