千葉県君津市は、2026年度補正予算案で、プロ野球千葉ロッテマリーンズ(千葉市)のファーム(2軍)施設などを設ける(仮称)貞元総合公園整備工事の債務負担行為限度額を208億4800万円に引き上げた。当初予算での設定から59億7800万円増額し、6月議会に追加上程した。事業期間は1年後ろ倒しとなり、26年度から30年度までとなる。事業者選定のプロポーザルは7月上旬の公告を予定している。
建設予定地は貞元地先の約14・8ヘクタール。JR内房線君津駅から南に約1キロの位置にあり、現況は農地となっている。
施設の整備手法にはDB(設計施工一括)方式を採用する方針。12月議会に土地売買や造成工事請負と併せて契約議案を提出し、契約締結後、施設設計に着手する。29年12月の施設完成、30年1月の開業を目指す。整備工事は性能発注を軸に検討している。
市と千葉ロッテマリーンズが25年4月に結んだ協定書などによると、新たなファーム施設には、▽観客席付き野球場(スタジアム、2000―3000席)▽観客席なし野球場(グラウンド)2面▽屋内練習場▽クラブハウス▽選手寮--などを整備する。
このうち、観客席付き野球場と観客席なし野球場(グラウンド)1面、屋内練習場、クラブハウスは市が、そのほかの施設は千葉ロッテマリーンズが整備する。千葉ロッテマリーンズは施設整備や土地利用に対して、市に利用料を支払う。
運用期間は供用開始日から30年とした。
「(仮称)貞元総合公園整備事業者募集・選定支援業務委託」は、山下PMCに委託中。「(仮称)貞元総合公園整備基本計画及び造成設計業務委託」は、NiX JAPANが担当した。
