札幌市内で自転車共同利用サービスを展開する「ポロクル」は、冬場の休止期間があけ、23日からことしの営業を開始する。ポロクルは、国内最大規模のサイクルシェアサービス事業として市民や観光客に浸透し、ことしで8年目を迎える。
　市内中心部の41カ所のサイクルポートには350台の自転車を用意し、どのポートでも貸し出し、返却が可能となっている。昨シーズンは、新規登録が前年比で1.53倍、外国人利用は1.76倍となるなど、英語での対応を開始した成果が表れ、引き続き国際観光都市札幌の「まちの魅力向上」に取り組んでいく。
　今シーズンは、ポロクルカウンター（札幌市中央区南1西4）の営業時間の延長（午前10時に変更）や、観光スポットまでの移動時間を示した日本語と英語のサイクリングマップを作成し、これまで以上に外国人向けの観光利用増大と、観光都市札幌の魅力発信と都心移動ツールとしての一層の定着を目指す。営業は10月31日までの午前7時30分－午後9時まで。

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