【モンテディオ山形】新本拠地のスタジアム、最大2万人収容 18年10月から誘致意向調査 | 建設通信新聞Digital

4月18日 木曜日

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【モンテディオ山形】新本拠地のスタジアム、最大2万人収容 18年10月から誘致意向調査

 山形市の新スタジアム推進事業(寒河江浩二社長)は、Jリーグに所属するサッカーチーム「モンテディオ山形」の新たな本拠地となる新スタジアム整備の基本方針を公表した。収容予定人数は1万5000-2万人を想定している。9月に基本計画を策定し、10月には県内自治体を対象に建設候補地誘致の意向を調査する。その結果を踏まえ、2019年4月から誘致自治体を公募、20年9月までに決定する予定だ。25年の供用開始を目指す。

新スタジアムの参考イメージ

 現在の本拠地であるNDソフトスタジアム山形(天童市)は、完成から約30年が経過し、建物や設備の老朽化が進んでいる。また、観客席の屋根の不足などにより、Jリーグクラブライセンス基準を満たすスタジアムの整備が求められている。
 整備については、同チームの運営会社・モンテディオ山形(天童市、森谷俊雄社長)などが立ち上げた「新スタジアム推進事業体設立発起人会」を17年9月に「新スタジアム推進事業」に発展・法人化させ、スタジアム建設の事業主体とした。
 基本方針には▽行政と民間が連携し、「山形県の新たな交流機能・地方創生・街づくりの軸」となるスタジアム▽スポーツを「する・みる・ささえる」すべての方に、最適な環境となるスタジアム▽地域社会にも開かれたスタジアムおよび周辺環境--の3つを掲げた。
 スタジアムは全席屋根付きとする。内外には、新たな街づくりの観点から公共および民間施設を誘致・集約する考えだ。

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