【大阪母子医療Cにプレールーム】「癒しの森」をテーマに子どもたちが楽しむ多機能空間を実現 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

公式ブログ

【大阪母子医療Cにプレールーム】「癒しの森」をテーマに子どもたちが楽しむ多機能空間を実現

 NPO子ども健康フォーラム(前田正信理事長)とマニュライフ生命保険(吉住公一郎社長兼CEO)が大阪府立病院機構大阪急性期・総合医療センター(後藤満一総長)の大阪府市共同住吉母子医療センター内に寄贈したプレールーム「マニュライフわくわくるーむ」のオープニングセレモニーが17日、現地で開かれた。
 セレモニーの冒頭、前田理事長は「子どもにとって『遊ぶこと』は入院中であっても重要な要素だ」とあいさつ。吉住社長兼CEO(最高経営責任者)は「今後も子どもの療育環境改善に尽力していく」と話した。
 その後、前田・吉住両氏から目録を受け取った後藤総長は「子どもたちの治療の支えになるのはもちろん、退院後も心に残る施設になるだろう」と謝辞を述べた。

(右から)後藤総長、前田理事長、吉住社長兼CEO

 この取り組みは、子ども健康フォーラムとマニュライフ生命保険が共同で小児医療施設に遊び場(わくわくるーむ)を提供するプロジェクト。15件目の施設は「癒しの森」をテーマにした装飾を取り入れ、幅広い年齢層の子どもたちが遊び楽しむ多機能空間となっている。
 大阪府市共同住吉母子医療センター(大阪市住吉区万代東3)は4月1日に開院した。規模はRC造6階建て延べ1万3934㎡。設計は安井建築設計事務所、施工は戸田建設が担当した。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら