【若手・担い手育成活動】みらい建設工業が建設現場見学会 大学生に向け技術の進歩を伝える | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【若手・担い手育成活動】みらい建設工業が建設現場見学会 大学生に向け技術の進歩を伝える

 みらい建設工業は9月25日、大学生を対象とした若手・担い手育成活動を実施した。西日本工業大学の学生と教授を合わせた39人が福岡県苅田町の新松山地区で施工中の「苅田港新松山地区土地造成(地盤改良)工事(H30-1工区)」の建設現場を見学し、土木工事の技術の進歩を体感した。
 見学会では、工事概要の説明や若手・担い手育成の取り組み状況のほか、佐伯港のジャケット据付工事、大分空港の滑走路地盤改良工事の概要を説明した。また、九州地方整備局別府港湾・空港整備事務所から若手技術者が参加し、別府港などの整備計画や概要説明、若手技術者の仕事について説明した。
 説明に当たっては、現場の雰囲気や作業内容が伝わるよう施工中に撮影した写真や動画を使用したほか、入社1、2年目の体験なども織り交ぜ、学生たちが就職後の自分を想像しやすいよう工夫した。特にドローンで撮影された映像は、現場の全体像が分かりやすいものとなっていた。学生はICTに関する内容に興味を示していた。質疑応答では、工事内容や新技術などで疑問に思ったことを積極的に質問し、有意義な見学会となった。終了後には参加者全員で記念撮影した。
 同社は、今回のような取り組みが少しでも土木の担い手の確保・育成につながることを期待している。

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