東京建設業協会など東京都建設業者届出25団体による第69回東京都建設業者大会が16日、東京都新宿区のハイアットリージェンシー東京で開かれた。受賞式では上野雄一東京都都市整備局技監から優良建設業者10人を代表して山浦建工の山浦功一社長に都知事感謝状が授与された。
　主催者団体を代表してあいさつした東建の飯塚恒生会長は、9月と10月の台風被害に触れ「頻発・激甚化する自然災害から、都民はもちろん、国の内外から東京を訪れる方々を守るためにも、防災・減災対策は不可欠」と語り「都市インフラの維持・更新、機能強化はすべての経済活動のベースとなる“未来への投資”だ。建設業者も全力で協力したい」と述べた。
　上野技監の祝辞の後、受賞者を代表して岩浪建設の岩浪岳史代表取締役が「受賞を糧に一層技術の研さんに努め、首都・東京がますます発展していけるよう、都民の生命・財産を守る強靱なまちづくりに貢献したい」と謝辞を述べた。
　受賞式に先立って開かれた講演会では、日本レストランエンタプライズ駅弁マイスターの三浦由紀江氏が「仕事は楽しく 自分に限界を作らない」と題して講演した。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら