大日本コンサルタントの女性社員がつくる「なでしこ会」の第4回総会が11日、本社と全国各拠点をウェブ会議システムでつないで開かれた。本社と9支社・支店などから64人が参加し、これまでの活動を振り返りながら今後の活動方針について意見を交わした。

　なでしこ会は2013年に設立され、15年に第1回総会を開いて活動を本格化。女性用作業服の導入を皮切りに、これまで総会の開催やアンケートなどを実施しながら女性社員の課題やニーズの把握と理解を深め、社内制度の見直しに反映されている。
　また、『産休・育休おたすけBOOK』『婚姻に伴う名字変更に関するおたすけBOOK』などのガイドブック作成や、なでしこ会ホームページ（イントラネット）開設、社内報での投稿記事連載といった情報発信にも取り組んでいる。
　第4回総会では、設立当初に設定した会としての活動目標や方針に照らしながら、これまでの取り組みを振り返るとともに、女性社員の増加や社内制度の拡充などの変化も踏まえて、今後の活動の方向性を共有し、これから求められる活動内容について意見を交換した。参加者からはガイドブック作成などの活動を評価する意見とともに、移動時間などの負担がかからないとしてウェブ会議での開催を歓迎する声も上がった。

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