【部屋干しの味方】荷重オーバーは「ずり落ち」てお知らせ ナスタの昇降型物干し「エアバー」 | 建設通信新聞Digital

5月7日 火曜日

公式ブログ

【部屋干しの味方】荷重オーバーは「ずり落ち」てお知らせ ナスタの昇降型物干し「エアバー」

 ナスタの「エアバー」は天井に取り付ける昇降型の物干しだ。同社の調べによれば、共働きや防犯上の理由などで国内の全世帯の9割は洗濯物を部屋干ししているため、今後も需要の拡大が見込まれるという。普段使うものだからこそ、長く使えるデザインと、女性にも大きすぎないサイズを追求した=写真。
 最大の特徴は、8㎞を超える荷重がかかると内部機構からひもがずり落ちる不具合を知らせる。商品開発部企画開発課の林駿一氏は「荷重オーバーになると部品が壊れる設計の製品もあるが、エアバーはひもを巻き戻せるので修理がいらない」とアピールする。「小柄な女性社員に持ってもらい、ひじから床の高さを測って操作棒の高さを決めた」という。適切な大きさ、形状にするため、周囲の人に試作品を見せ、持ち手の形だけでも30回試作した。
 施工では、天井裏に9mm以上の合板の下地を打ち、本体4点でねじ止めして、カバーを付ける。ハウスメーカーやリノベーション事業者に積極提案を行っている。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら