【Tokyo2020】有明アリーナが完成 コンサートにも対応 大会後も末永く愛され利用される施設に | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【Tokyo2020】有明アリーナが完成 コンサートにも対応 大会後も末永く愛され利用される施設に

 12月に完成した2020東京五輪・パラリンピック大会の競技施設・有明アリーナで3日、完成披露式典が開かれた。東京都が整備する6つの新規恒久施設の1つで、今回の完成で残る恒久施設は3月に供用を開始する東京アクアティクスセンターを残すのみとなった。
 有明アリーナでは、五輪のバレーボールのほか、パラリンピックの車いすバスケットの競技が行われる。メインアリーナは1万5000席の観客席を確保。床面の広さは4100㎡で、コンサートの使用にも対応しやすいコンクリート仕上げとなっており、スポーツの国際大会にも対応できる仮設の木製床を備える。
 規模はRC一部S・SRC造5階建て延べ約4万7200㎡。整備費は約370億円。基本設計は久米設計、実施設計・施工は竹中工務店・東光電気工事・朝日工業社・高砂熱学工業異業種特定JVが担当。
 式典で小池百合子知事は「大会後はスポーツ文化の拠点として、末永く愛され利用される施設となってほしい」と施設への期待を語った。

小池知事(中央)と来賓がテープカットした

 
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