【世界に飛躍する大学に】東海国立大学機構が発足 産学連携で航空宇宙分野の研究事業など進める | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

公式ブログ

【世界に飛躍する大学に】東海国立大学機構が発足 産学連携で航空宇宙分野の研究事業など進める

 東海国立大学機構が1日に発足し、機構長に就任した松尾清一名古屋大学総長らが名古屋市の名古屋大本部で会見に臨んだほか、看板の除幕式を開いた。
 会見で松尾機構長は「国際競争力の向上、地域創生を軸に取り組みを進める。『知の拠点』として果たすべき役割は大きい」と抱負を語った。また、森脇久隆大学総括理事・副機構長は「それぞれの特徴を生かして世界に飛躍する大学をつくりたい」と前向きな姿勢を示した。その後、除幕式を行った。

会見する松尾機構長(右)

 同機構は岐阜大、名古屋大が傘下に入る「アンブレラ方式」で、日本の国立大学としては初めての法人統合。今後、機構として産学連携による航空宇宙分野の研究事業などを進める。工事発注などはこれまでどおり大学ごとに実施する。
 役員は次のとおり(敬称略、カッコ内は担当)。
 ▽機構長=松尾清一(名古屋大学総長)▽大学総括理事副機構長=森脇久隆(岐阜大学長、機構プロジェクト総括、中期目標・中期計画、産学連携・地域貢献)▽理事=杉山直(研究、国際)▽同=杉山誠(教育、学生支援、多様性・人権)▽理事・事務局長=高橋宏治(総務、財務、施設、情報)▽理事=鈴木武(機構経営)▽同=加藤智子(同)▽監事=熊田一充▽同=中谷聡子。
 
 
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら