【i-Construction活用の現場で開催】庄内河川事務所 大学生対象に河川浚渫工事の現場見学会 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【i-Construction活用の現場で開催】庄内河川事務所 大学生対象に河川浚渫工事の現場見学会

 中部地方整備局庄内川河川事務所は8日、庄内川打出地区で実施している建設ICTを活用した河川浚渫工事の現場見学会を開いた。名古屋工業大学の学生約10人が参加した。

 対象現場は、みらい建設工業が施工する令和2年度庄内川大蟷螂地区しゅんせつ工事。工事場所は名古屋市中川区大蟷螂町。

 見学に先立ち、庄内川河川事務所の職員が事業概要などを紹介。同事務所は全国に先駆け、2017年度から河川浚渫工にICTを導入していることを報告した。また、国土交通省は23年度までに、小規模を除くすべての公共工事にBIM/CIMを原則適用すると説明した。

 参加者は2班に分かれて現場を視察。みらい建設工業の鈴木崇史現場代理人らから、ドローンによる測量や3次元測量データを用いた出来形管理の方法に関する講義を受けた。その後、浚渫船に移動し、マシンガイダンスを搭載するバックホウを使って河床を掘削する作業を見学した。

 参加した大学生は「ICTを活用すれば工事の進捗状況を的確に確認できることがわかった」などと感想を述べた。

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