【日本の美を陰と光の中に】サンゲツと隈研吾氏がコラボ 「KAGETOHIKARI」4/22発売 | 建設通信新聞Digital

5月17日 金曜日

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【日本の美を陰と光の中に】サンゲツと隈研吾氏がコラボ 「KAGETOHIKARI」4/22発売

 サンゲツと建築家の隈研吾氏は、伝統的な日本の美を表現するため、空間の陰と光によるゆらぎや重なりなどに焦点を合わせた「カゲトヒカリ」のテーマを掲げた壁紙や床材のコレクション「KAGETOHIKARI」をコラボレーションして製作、22日に発売する。

隈氏と製品「しゃらしゃら」の壁紙・床材


 隈氏は「陰が先、というのが日本文化の特徴だ。柔らかくなった光が素材と語り合うというインテリアを提案できた。そういう微妙さを表現するため、オノマトペのイメージを基に製作を進めた」と説明。製品のカテゴリーと名前も「しゃらしゃら」「もわもわ」「つぶつぶ」とオノマトペを採用した。

 「いままでにない物質をつくるような」(隈氏)という特殊な製品のため、編んだ時にさまざまな方向に曲がる糸や、繊維のよれ、壁紙に使うこうぞの調整などで、見た目のランダム性や職人による手加工の味わいを強調した。

 開発期間は約3年で、壁紙と床材を同一テーマで開発したプロジェクトはサンゲツでは初となる。



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