【NEXCO西日本情報テクノロジー設立式】グループのDX推進背負う | 建設通信新聞Digital

5月16日 木曜日

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【NEXCO西日本情報テクノロジー設立式】グループのDX推進背負う

 NEXCO西日本管内の維持管理システムの開発・運用などを担うグループ会社となるNEXCO西日本情報テクノロジーが1日、設立した。同日の設立式にはNEXCO西日本の前川秀和社長や情報テクノロジーの長濱和実社長らが参加し、大阪府吹田市の社屋に看板を設置した。


前川社長(左)と長濱社長


 前川社長は「当面は維持管理システムの開発が中心となるが、将来はグループ全体のIT関係で大きく貢献するだろう。ITにふさわしいフレッシュな人材がそろっており、今後の活躍に期待する」と激励した。
 長濱社長は「グループ全体のために働くという気持ちを持ってほしい。1日も早くグループの一員として認められ、DX(デジタルトランスフォーメーション)に貢献できるよう、一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。

 NEXCO西日本情報テクノロジーは、画像からひび割れを自動検出するシステム「AUTO CIMA」などのAI(人工知能)を活用した点検データ分析やセンシング技術による劣化部位の特定による診断速度・精度の向上や、BI(ビジネス・インテリジェンス)ツールを活用した膨大な点検・診断結果を可視化することによる最適な補修計画の効率的な作成を担当する。
 事務所は、同市清水15-1のNEXCO西日本サービス関西の社屋内に設置する。社員数は24人、資本金は3000万円で、NEXCO西日本が100%出資する。



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