【女性初の"予報士"有賀さん 今秋2区間の渋滞を予測】NEXCO東北 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【女性初の“予報士”有賀さん 今秋2区間の渋滞を予測】NEXCO東北

 NEXCO東日本東北支社で女性初の“渋滞予報士”となった有賀しほりさんが14日、仙台市内で会見を開き、東北自動車道リニューアルプロジェクトの工事に伴う今秋の渋滞予測を発表した。国見IC~白石IC間と郡山南IC~郡山IC間の2区間で、11月中旬までの休日に最大5㎞程度の渋滞が発生すると予測した。出発日・時刻・ルートの調整による混雑・渋滞の回避を呼び掛けた。




 渋滞予報士は2007年に関東支社で誕生した。17年からは全国4支社それぞれに専任で配置しており、有賀さんは東北支社の3代目予報士として渋滞発生の予測やその発表などを担当する。
 春と秋に車線規制などを伴って大規模更新・補修するリニューアルプロジェクトでは、主に今秋は橋梁のRC床版をPC(プレストレストコンクリート)床版に取り替える予定だ。

 有賀さんは、工事に伴う規制5区間が2車線から1車線に減少するため、19年の需要交通容量データなどを基に算出した結果、南東北の国見IC~白石IC間と郡山南IC~郡山IC間2カ所で「渋滞が発生する確率が高い」と解説した。



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