【八ッ場ダム直下の橋で名称募集】関東整備局利根川ダム統合管理 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【八ッ場ダム直下の橋で名称募集】関東整備局利根川ダム統合管理

 関東地方整備局利根川ダム統合管理事務所は、八ッ場ダム直下にある朱色の橋の名前を11月5日まで募集している。ダム関連工事として減勢工部分に管理用通路として架設し、3月に完成した。4月下旬の多目的エレベーター開放に併せて一般開放した。地域に親しまれる八ッ場ダムを目指し、名前を募集する。1人1点まで誰でも応募できる。2022年2月に事務所ホームページに選考結果を公表する予定。


減勢工部分に管理用通路として架設した




 八ッ場ダムを管理するための橋で、通常時は一般開放している。色はコンクリートのダムに映える朱色を採用した。ラーメン橋の一種で、はしごを横に倒したような形のフィーレンディール橋となる。ダムや渓谷になじむようにデザインした。橋長は67.7m、通行幅は3.5m。設計はオリエンタルコンサルタンツ、矢田工業(福島県郡山市)が施工した。
 名称は、地元住民、長野原・東吾妻両町、群馬県、国土交通省で構成する「八ッ場ダム水源地域ビジョン協議会」が選定する。同ダムは利根川の支川・吾妻川に位置する重力式コンクリートダム。堤高116.0m、堤頂長290.8m、有効貯水容量は9000万m3。



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