【丸山ダム貯蔵酒を販売開始】岐阜県八百津町と中部整備局、酒造会社2社 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【丸山ダム貯蔵酒を販売開始】岐阜県八百津町と中部整備局、酒造会社2社

 ダム堤体内に貯蔵した日本酒を地元特産品として販売開始--。岐阜県八百津町と中部地方整備局が地元酒造会社2社と開発した日本酒「丸山ダム貯蔵酒」の販売が2日から数量限定で始まった。コロナ禍の影響で落ち込んだ地元の地域振興を目的に始めた事業で、蔵元の「花盛酒造」「蔵元やまだ」と協議を重ねて開発した。

 丸山ダムの堤体内の気温は1年を通して15度から21度と、日本酒の貯蔵・熟成には最適な環境となっている。夏場に電気を使い冷蔵庫を稼働させて日本酒を貯蔵する蔵元にとっては魅力的な場所だ。
 地元の社会インフラを別の目的に活用し、省エネに寄与する新たな地元特産品を生み出す試みで、地域振興につなげる一石二鳥の取り組み。

貯蔵中の日本酒

 価格は箱代含め1550円(税込み)。2社それぞれ4合瓶(720ミリリットル)を販売する。来年度以降は販売本数を増やす予定。



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