【ICPMAアワード】東本願寺修復工事CM業務が優秀賞に! 日建設計コンストラクション・マネジメント | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【ICPMAアワード】東本願寺修復工事CM業務が優秀賞に! 日建設計コンストラクション・マネジメント

東本願寺境内の全景

 日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)が担当した真宗本廟(東本願寺)両堂等御修復工事CM業務が、ドイツ・ハンブルク市で開かれたICPMA(インターナショナル・コンストラクション・プロジェクト・マネジメント・アソシエーション)の年次大会でアワードアライアンス2017の優秀賞に輝いた。日本コンストラクション・マネジメント協会の2017年CM選奨優秀賞と韓国CM協会の第4回グローバルCMコンテスト優秀賞と合わせて3冠を達成しており、世界的に注目されている。
 国指定登録文化財の伝統木造建築物の修復に初めてCMを適用した同業務は、京都市下京区にある東本願寺の12年にわたる改修工事。現代技術と伝統性を生かし3棟合わせて48パッケージの分離発注を採用するとともに、徹底した情報開示と新技術の公開、伝統木造建築物の真正性を保持。専門家の支援を受けてCMR(コンストラクション・マネジャー)と設計者による協働体制の役割を明確化するとともに、行事計画を優先したスケジュール管理、高い品質の確保、総予算の削減努力と透明性の高い発注手順で合理的な発注金額に収めたことで、長期で複雑な伝統木造建築物の修復にCMが効果的であることを実証した。

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