【大阪・能勢町旧庁舎周辺】生涯学習施設と広場整備/来年度から設計着手 | 建設通信新聞Digital

5月1日 水曜日

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【大阪・能勢町旧庁舎周辺】生涯学習施設と広場整備/来年度から設計着手

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 大阪府能勢町は、生涯学習施設と広場を一体的に整備する旧庁舎周辺整備事業の基本計画を策定した。事業では旧庁舎を除却した上で広場を整備し、隣接する旧佐々木小学校体育館を生涯学習施設に改修。既存の周辺公共施設と一体的な空間を形成し、旧庁舎周辺エリアを人々が交流できるシビックゾーンとして整備する。

 旧庁舎解体と生涯学習施設・広場整備は分割して発注する方針で、旧庁舎解体調査設計業務の一般競争入札を先行して公告する見通し。生涯学習施設と広場の設計には2024年度から着手し、26年度末の完成を目指す。

 対象地は、旧庁舎と旧佐々木小学校体育館、旧消防庁舎、生涯学習センター、駐車場の敷地を合わせた約1万5300㎡。所在地は能勢町宿野。

 生涯学習施設の整備は、旧佐々木小学校体育館(延べ1250㎡)をリノベーションして行うもので、体育館中央のアリーナを図書室と談話・展示スペースに、ステージはプレイルームに改修する。広場の面積は5000㎡程度を想定。概算事業費は約10億円。

 基本計画策定支援業務は、昭和設計が担当した。

 このほか、シビックゾーンに新設すべき機能としてカフェ、交通拠点、ワークショップ、情報交換拠点などを定めている。

 

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