【大阪・門真市の古川橋駅北側】41階建てマンション、大林で秋着工/市、駅広設計に年度内着手 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【大阪・門真市の古川橋駅北側】41階建てマンション、大林で秋着工/市、駅広設計に年度内着手

住友不動産らのタワーマンションイメージパース


 大阪府門真市にある京阪電鉄古川橋駅の北側エリアを対象とした「幸町・垣内町地区」のまちづくりが本格化する。市内で最大規模となる地上41階建てのタワーマンション建設が今秋以降始まるほか、地元門真市も生涯学習施設や交通広場の建設を計画している。 タワーマンション「門真市幸福町・垣内町築まちづくり用地活用事業」の事業主体は住友不動産と京阪電鉄不動産、ミサワホームの3社。建築計画によると規模はRC一部S造地下1階地上41階建て延べ6万8991㎡、地上高さは137m。用途は共同住宅と店舗となっている。設計施工は大林組が担当し、10月末にも着工、2026年11月末までの完成を目指している。建設地は、同市幸福町の敷地8527㎡。

 タワーマンションに隣接する「第一中学校」跡地約3000㎡には、門真市が(仮称)生涯学習複合施設を建設する。図書館と文化会館の機能を備えた施設で、基本設計時点の規模はS造5階建て延べ約7300㎡。基本設計は遠藤克彦建築研究所、実施設計と施工はDB事業者の大林組・久米設計グループ、指定管理者はカルチュア・コンビニエンス・クラブが担当する。同施設も23年度内には着工し、25年度内の完成を目指している。

 このほかにも市は同駅前に「交通広場」と「交流広場」を整備する。交通広場はバスやタクシー乗り場を設置するなどロータリー機能の充実を図り、交流広場は日常的な市民の憩いや交流、多様な活動が可能となるオープンスペースとなる。市によると23年度内に基本設計を委託。25年度ころから建設に着手、26年度末までの完成を目指している。

 

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