【大阪市、住吉病院跡の新病院工事2】103億余で鴻池JVが最低札 | 建設通信新聞Digital

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【大阪市、住吉病院跡の新病院工事2】103億余で鴻池JVが最低札

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 大阪市は、WTO対象となる「もと住吉市民病院跡地に整備する新病院他建設工事-2」を総合評価一般競争入札した結果、103億1800万円(税別)で鴻池組・大鉄工業JVが最低札となった。総合評価の審査を経て20日にも落札決定する。入札には同JVのほか松村組も参加申請したが、辞退している。

 概要は、主体工事が病院・老健棟(RC・S造5階建て延べ1万8882㎡、杭地業あり)、研究棟(RC造3階建て延べ3243㎡、杭地業あり)、付帯施設工事、屋外工事、取り壊し工事。このほか、この工事の受注者と新病院他建設工事に付随する管理棟の改修工事(軽量S造平屋建て434㎡)や付帯施設工事、屋外工事で随意契約する予定だ。

 設計は松田平田設計が担当した。

 工期は2026年12月28日まで。建設地は住之江区東加賀屋1-2-16。

 新病院は病院・老健棟、研究棟、小児・周産期棟の3棟で構成する。敷地北側に研究棟を配置し、中央に病院と定員100人の介護老人保健施設を整備する。

 病床数は120床。内訳はBPSD(周辺症状)対応のもの忘れ病棟30床、神経内科・内科病棟45床、長寿医療病棟45床を見込む。

 

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