静岡県磐田市は、大藤小、向笠小、岩田小、向陽中の4校を統合して整備する向陽学府小中一体校の実施設計をまとめた。新校舎棟の規模はRC造4階建て延べ1万1530㎡。向笠竹之内1162の向陽中敷地内に建設する。
2024年1月に既設の解体工事、同6月に新築工事に着手し、26年4月の供用を目指す。
新校舎棟は、普通教室27学級、特別支援学級10学級、多目的教室7室などで構成する。
このほか、放課後児童クラブや福祉連携室、地域連携室からなる「みんなの家」(木造平屋建て約430㎡)を新設する。体育館や武道場などの既存施設は、長寿命化改修を実施する。
駐車場の台数は最大125台。グラウンドの南東には調整池を整備する。
基本・実施設計は山下設計が担当した。