【東池袋一丁目市街地再開発】一括受託者は大成建設/15.5万平米の複合建築 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【東池袋一丁目市街地再開発】一括受託者は大成建設/15.5万平米の複合建築

東池袋一丁目市街地再開発・イメージパース


 東池袋一丁目地区市街地再開発組合は、「東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業」で建築物の施工などを担う受託者を大成建設に決めた。既に契約を完了している。

 施行区域は東京都豊島区東池袋1丁目ほかの敷地約1.5ha。池袋駅北東に位置し、明治通り(環状5号線)とJR鉄道線路敷に囲まれた区域となる。

 施設規模は、S・RC・SRC造地下3階地上33階建て塔屋1層延べ約15万5000㎡。高さは約180m。事務所・文化体験施設・イベントホールを備える複合建築物となる。

 文化体験施設との一体利用が可能な「みどりの丘」を含む計約4900㎡の広場も整備する。再開発と併せ、池袋駅から駅前公園を経て再開発事業地区までを連続的に再整備する長さ約500mの「みどりのプロムナード」を創出する。

 参加組合員として住友不動産が参画している。基本設計はアール・アイ・エーが担当した。

 2022年7月に認可を受けた事業計画書によると、総事業費は1044億2400万円。23年4月の着工、27年3月の竣工を予定していた。

 同地区は、大規模商業施設やアニメ関連の商業施設などの多様な文化拠点のある観光地としてのポテンシャルが高いものの、大規模未利用地や小規模敷地などが点在しており、老朽化した建物の増加などにより、歩行者空間不足や防災・防犯の課題を抱えている。

 

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