【八戸市体育館】基本計画案を修正、子どもプールなど追加 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【八戸市体育館】基本計画案を修正、子どもプールなど追加

配置イメージ


 青森県八戸市は、八戸体育館の建て替え基本計画案を一部見直した。パブリックコメントなどを踏まえ、プール内に子ども用プールや観覧スペース、武道場内に師範室や更衣室、1階エントランス脇にキッズスペースなどを追加した。

 規模や場所などの大筋は変わらず、配置イメージパースなども公表した。5日に開いた整備検討委員会の第3回会合で審議した。19日に第4回会合を開き、最終案を審議し、承認後に熊谷雄一市長に答申する予定だ。

 同市大字売市字興遊下3の長根公園にある現体育館を園内の場所に建て替える。配置は現体育館から北東、長根野球場から東の位置で、建築面積の上限は8879㎡としている。

 建物は3階建てで、フロアプラン案に基づく建築面積相当は約8200㎡と試算しており、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Orientedの認証取得も視野に入れている。

 フロアプラン案によると、2階はメインアリーナと一体利用可能なサブリーナ合わせてバスケットボールコート4面分程度で、3階に2000席程度の固定式観客席を備える。

 このほか、多目的室や器具庫、多目的スタジオ、スポーツなどでの利用もできる会議室などで構成する。

 1階は25m×8レーンと子ども用プール、柔・剣道場それぞれ2面、トレーニングルーム、事務室などを置く。

 基本計画策定・事業手法検討調査業務は、日本総合研究所が担当している。

 

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