【阪神タイガース】OB藤川氏・糸井氏・岩田氏が作業員を激励/ファーム施設の建設現場 | 建設通信新聞Digital

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【阪神タイガース】OB藤川氏・糸井氏・岩田氏が作業員を激励/ファーム施設の建設現場

作業員とハイタッチする(左から)糸井氏、岩田氏、藤川氏


 阪神タイガースは3月1日、兵庫県尼崎市で建設を進めているファーム施設移転プロジェクトの現場で、建設工事作業員の激励式を開いた。球団OBの藤川球児氏や糸井嘉男氏、岩田稔氏が作業員に激励の声を掛けた。

 藤川氏は「建設業界は担い手不足と聞くが、高い技術を持つ皆さんにはぜひ、次代に残る球場をつくってもらいたい」、糸井氏は「若手の成長がチームを飛躍させる。ここで多くの選手が育っていくのが今から楽しみ」、岩田氏は「事故なく、けがなく、素晴らしい施設を完成させてほしい」と声を掛けた。

 その後、遠藤孝治工事所長の案内で、球場や選手寮・クラブハウス(虎風荘)、室内練習場の建設現場を視察した。現在の進捗(しんちょく)率は30%。設計と工事監理は久米設計、施工は熊谷組が担当。2025年3月のオープンを目指している。

球場建設現場


 建設している阪神タイガースの2軍施設「ゼロカーボンベースボールパーク(愛称・日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎)」の工事は2工区に分けて進めている。第1工区の工事では、タイガース野球場(RC一部S造3階建て延べ1万0918㎡)や練習場、小田南公園野球場を建設する。第2工区の工事では、虎風荘(S造3階建て延べ3704㎡)、室内練習場(同平屋建て6168㎡)を整備する。太陽光パネルなどを活用したゼロカーボン施設を目指す。

 建設地は尼崎市杭瀬南新町(小田南公園)。阪神電鉄が野球場や関連施設を整備し、球場は市に寄付する。市は阪神電鉄に営業権を与える。
 

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