【立教学院】新9号館は延べ2万㎡/8月に設計者選定 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【立教学院】新9号館は延べ2万㎡/8月に設計者選定

解体前のミッチェル館

 立教学院が、東京都豊島区の立教大学池袋キャンパス内で計画している「新9号館(仮称)」の規模が延べ2万㎡程度になることが分かった。8月ころにも設計者を選定する予定だ。同キャンパス内に建設する新ミッチェル館(仮称)は、久米設計で設計を進めており、10月にも着工する。 立教学院の中期計画(2024-28年度)と24年度の事業計画では、新ミッチェル館(仮称)、新9号館(仮称)と、池袋キャンパスメーキング第一期整備計画の一環となる新研究室棟(仮称)の建設計画を示した。

 池袋キャンパスでは、現在、既存のミッチェル館とミッチェル館西棟の解体工事を互恵建設で進めており、4月末の完了を見込む。新ミッチェル館(仮称)の規模は、RC造地下1階地上5階建て延べ5900㎡で、10月の着工、26年4月の竣工・利用開始を目指す。4号館・13号館の再配置も含めた理学部・研究科の移転計画の検討も進める。

 新9号館(仮称)は、23年度事業計画にも盛り込んでいたプロジェクトで、同年度内に検討組織を立ち上げた。延べ約2万㎡の施設を想定しており、8月ころの設計者選定後、基本・実施設計を25年度末までに完了する。26年度の着工、29年4月の竣工・利用開始を目指す。

 新研究室棟(仮称)の規模は3階建て延べ800㎡を予定しており、4月内にも設計者を固める。中期計画・事業計画では、25年度内に着工し、26年4月の竣工・利用開始を目指すスケジュールとなっている。

 中期計画・事業計画には、立教小学校(東京都豊島区西池袋3-36-26)の新校舎建設も23年度に引き続き盛り込んだ。新築部分の規模は、RC一部S造4階建て延べ約9300㎡となる。石本建築事務所が設計を担当しており、施工者は未定。27年3月の竣工を目指す。

 

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