建替後のイメージ
千葉県船橋市は8日、「船橋市立医療センター等建替工事」の一般競争入札を総合評価型(施工計画評価タイプ)で公告した。単体企業のほか、甲型JV、乙型JVが参加できる混合入札を採用する。いずれも地域要件は設けない。予定価格は525億6000万円(税別)。調査基準価格と失格基準価格も設定する。質問は17日まで、参加申請書は30日まで受け付ける。9月24日に開札する。
単体企業とJV代表企業の参加資格は、建築一式1500点以上あること。2014年4月以降に、免震構造で延べ4万㎡以上かつ一般病床が400床以上ある病院を、新築か改築、増築した施工実績を求める。
JVの参加形態は甲型が5社以内、乙型は4社以内。
概要はS一部SRC造(免震構造)7階建て塔屋2層延べ5万3373㎡の病院本棟のほか、エネルギーセンターRC造3階建て塔屋1層延べ1332㎡、自走式立体駐車場S造6階建て塔屋1層延べ約1万1510㎡、救急ステーションS造2階建て延べ823㎡の建築、電気、設備の各工事など。工期は27年11月30日まで。
病床数は493床で、精神病床稼働後は500床となる。敷地内に将来対応スペースを確保し、増築建築物とのスムーズな動線が確保できるように、病院本棟内部の主動線をオープンエンドとする。基本・実施設計は日建設計が担当した。
3月にまとめた実施設計によると、概算事業費は723億2000万円(税込み、以下同)。
内訳は、設計・工事監理委託費など17億9000万円、工事費571億2000万円、医療機器等整備費74億円、移転費用など1億7000万円、用地取得費58億4000万円。
建設地は、船橋市海老川上流地区土地区画整理組合が施行する土地区画整理事業区域内の高根町372ほか。
現在、業務代行者のフジタが造成工事を進めている。
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