中央設備エンジニアリングは21日、東京都中央区の東京事業本部で、夏休み家族会社見学会を開いた。日ごろの社員の仕事ぶりを公開し、家族に理解を深めてもらうとともに、経営陣とも交流を図る。ワークライフバランスを全社的に再認識するきっかけとして、2016年に開始した。
　見学会には、9家族31人が参加した。冒頭、松本吉晴社長は「きょうは皆さんのお父さんが一生懸命働いている会社が、どんな会社なのか知ってもらいたい。楽しく過ごしてください」と子どもたちに語りかけ、同社の成り立ちや事業概要を説明した。続いて、小比類巻斎東京事業本部事業本部長が社員の仕事内容や人柄を一人ひとり紹介した。
　バーチャル工場見学では、子どもたちにタブレット端末が配られ、同社が手掛けた9つの工場内の全方位映像を見ながら、社員の仕事を紹介した。ビンゴゲームや事務所内見学も行った。
　同社はワークライフバランス推進活動の一環として、同様のイベントを名古屋と大阪でも企画している。

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