東京建物は、東京都品川区で計画している「(仮称)西五反田2丁目マンション計画」の建築プランをまとめた。規模はRC造地下1階地上33階建て延べ2万0140㎡。設計は前田建設工業が担当し、施工者は未定。2027年1月上旬に着工し、29年12月下旬の完成を目指す。
用途は店舗と共同住宅で、最高高さは117m。直接基礎を採用する。
既存建物の五反田ファーストビルの規模は、地下2階地上11階建て延べ1万0553㎡。事務所や倉庫、食堂で構成されたオフィスビルで、1989年7月に竣工した。同ビルは22年12月に日本プライムリアルティ投資法人(JPR)がスポンサーである東京建物に42億7000万円で売却している。
建設地は、西五反田2-8-2のほかの敷地1554㎡。このうち684㎡を建築面積に充てる。用途地域は商業地域。建ぺい率は80%、容積率は700%。JR五反田駅から徒歩2分に位置している。