さいたま市は１月３１日、ＷＴＯ対象となる「（仮称）さいたま市立武蔵浦和駅周辺地区義務教育学校整備（建築）工事」「同（機械設備）工事」２件の一般競争入札を公告した。ともに参加資格確認申請書などは２月７－１９日まで、入札書は３月１０－１２日まで受け付ける。翌１３日に開札する。予定価格は義務教育学校建築工事が１４８億６１００万円（税込み、以下同）、機械設備工事が３２億４１７０万円。調査基準価格を設ける。
　参加資格は、ともに３者ＪＶ。建築工事では、建築工事業の有資格者であること。代表者が、建築一式工事の総合評定値が１２５０点以上であり、２０１４年度以降、地上５階建て以上、１棟延べ１万７０００㎡以上の建物の新築か増築、改築工事の施工実績があること。その他の企業は総合評定値が９５０点以上であることなど。
　機械設備工事では、管工事業の有資格者であること。代表者が管工事の総合評定値が９００点以上であり、１４年度以降に、１棟延べ５０００㎡以上の建物の新築か増築、改築工事にかかる空調設備工事か給排水設備工事の実績があること。その他の企業は総合評定値が８５０点以上であることなど。
　建築工事では、ＲＣ・一部Ｓ造５階建て延べ３万５１５２㎡の義務教育学校の新築工事、機械設備工事では、新築工事にかかる空調設備工事一式と換気設備工事一式、給水・排水設備工事一式などを担当する。工期は議会議決日から２８年１月１４日まで。工事場所はさいたま市南区沼影２－７－３５ほか。市は２５年度の予算案に４６億１４８８万６０００円を盛り込んでいた。
　基本設計は久米設計、実施設計は山田綜合設計・雙設備研究所ＪＶが担当した。