平野区で商業・物流複合開発/延べ4.3万㎡、事業協定/奥村組と三菱商事都市開発 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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平野区で商業・物流複合開発/延べ4.3万㎡、事業協定/奥村組と三菱商事都市開発

完成イメージ
 奥村組と三菱商事都市開発は、大阪市平野区に奥村組が所有する用地で、商業施設と物流施設を複合的に開発する「(仮称)平野複合開発事業」を計画している。施設規模は、商業施設がS造4階建て延べ2万7000㎡。物流施設が同1万6000㎡。4日に両社が事業協定書を結んだと発表した。
 設計や施工の担当企業、整備スケジュールなどは非公表だが、施工については奥村組は担当しないとしている。
 計画地は、JR関西本線平野駅から徒歩2分の位置にある。阪神高速道路と近畿自動車道の2路線も利用可能で、交通利便性の高い立地となっている。加えて、多くの人口が集中する地域であり、その特性を生かした商業施設と物流施設の開発となる。
 三菱商事都市開発は、インダストリアル領域とリテール・エンターテインメント領域を中心に不動産・都市開発を行っている。インダストリアル領域ではドライ物流倉庫や冷凍冷蔵倉庫の開発などに注力。リテール・エンターテインメント領域では都心型商業施設の開発などを手掛けている。事業地は大阪市平野区平野北1-8-2の面積2万2000㎡。