阪神高速道路会社は、社内限定で導入している工事調達情報等一元管理システム「PROZIT(プロジット)」の一部機能を競争参加申請者向けに展開することを計画している。参加申請書類を提出する際の事務作業を軽減したい考えだ。2025年度から試行を始める。 プロジットは、公告から契約までの契約情報や工事と業務の調達手続きなどの書類をデータベースで一元管理できるシステムだ。各書類は作成するとデータベースの一覧表に登録される。社内の各部署で共有しているため、同じ書類を別の部署が作成する無駄を削減できる。
25年度からは競争参加申請者も一部機能を使用可能になる。これまで、指定の様式に従い書類を提出後、発注者側が申請内容をシステムに取り込んでいた。競争参加申請者がプロジットを利用すれば、システム内で直接申請内容を入力できるため、半角や全角などの書式によるエラーなども防げるほか、添付漏れも防止できる。
また、書類の2重提出も必要なくなる。例えば、配置予定技術者を登録する書類は工事の参加申請時に加え、落札後にも提出していたが、プロジットで提出すれば、データベースに登録され、2度提出する必要がなくなる。このほか、入札手続き中の質問もプロジットで入力すれば、システム内で回答があるため、提出や受信の確認などの細かい事務負担が軽減される。
今後は社外向けの機能を拡充し、申請段階から各種手続きで使用することを想定し、業務効率化を図る。
25年度からは競争参加申請者も一部機能を使用可能になる。これまで、指定の様式に従い書類を提出後、発注者側が申請内容をシステムに取り込んでいた。競争参加申請者がプロジットを利用すれば、システム内で直接申請内容を入力できるため、半角や全角などの書式によるエラーなども防げるほか、添付漏れも防止できる。
また、書類の2重提出も必要なくなる。例えば、配置予定技術者を登録する書類は工事の参加申請時に加え、落札後にも提出していたが、プロジットで提出すれば、データベースに登録され、2度提出する必要がなくなる。このほか、入札手続き中の質問もプロジットで入力すれば、システム内で回答があるため、提出や受信の確認などの細かい事務負担が軽減される。
今後は社外向けの機能を拡充し、申請段階から各種手続きで使用することを想定し、業務効率化を図る。