鹿児島市水道局は１０日、ＤＢＭ（設計・建設・維持管理）方式を採用する「河頭浄水場（甲系統の浄水施設）更新事業」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は４月１１日まで、提案書類は９月２２日まで受け付ける。１１月中旬のプレゼンテーション審査、１２月中旬の優先交渉権者の決定・公表を予定している。水道部水道整備課が担当する。
　参加形態はグループ。グループは、設計と建設業務のためのＪＶ（設計建設ＪＶ）、維持管理のためのＪＶ（維持管理ＪＶ）をそれぞれ結成する。設計建設ＪＶは市内業者を１社以上含めること。
　建設担当は、市内業者が当該業種Ａ。市外業者は、土木と建築が当該業種の評点１５００点以上、電気設備が電気の評点１３００点以上、機械設備が機械器具設置の評点１１００点以上を求める。
　河頭浄水場のうち老朽化が進む甲系統の浄水施設を更新する。配水量は日量最大６万９４００m3。浄水処理方法は粉末活性炭処理＋凝集沈でん＋急速ろ過。事業費限度額は１９４億１３２３万５０００円（税別）。このうち、設計・建設費１８２億２４５１万９０００円（同）。設計・建設期間は２０３２年３月１日まで。維持管理期間は４７年４月３０日まで。