25年度から基本計画着手/左京警察署の庁舎建設/京都府警 | 建設通信新聞Digital

5月3日 土曜日

関西

25年度から基本計画着手/左京警察署の庁舎建設/京都府警

 京都府警察本部は、左京警察署の庁舎建設に向け、2025年度から基本計画の作成に着手する。同年度中に検討業務を外部委託し、年度末までに策定したい考えだ。また、並行して仮設庁舎建設に向けた川端警察署敷地整備も進める予定だ。同年度予算案には関係費用として5500万円を計上している。26年度以降のスケジュールは基本計画で示す。
 左京警察署は、京都府警の再編整備実施計画に基づき、川端警察署と下鴨警察署を集約した庁舎として整備する。建設地は下鴨警察署の敷地を想定している。
 現在の川端警察署(左京区岡崎徳成町1)の規模はRC造3階建て延べ1400㎡。下鴨警察署(左京区田中馬場町6)は同2200㎡。
 京都府警の再編整備実施計画は04年度に策定した。警察署や交番の統廃合により安全・安心の中核拠点にふさわしい警察署を整備する方針を示している。
 05年度には舞鶴西署と舞鶴東署を舞鶴署に、峰山署と網野署、久美浜署を京丹後署に、07年度には西陣署と中立売署を上京署に、12年度には堀川署と五条署を中京署に、五条署、堀川署、七条署を下京署に、それぞれ集約している。