9月26日まで企画提案/東北公済病院宮城野分院跡、2段階入札を再公告/東北財務局 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

北海道・東北

9月26日まで企画提案/東北公済病院宮城野分院跡、2段階入札を再公告/東北財務局

 東北財務局管財部は18日、旧国家公務員共済組合連合会(KKR)東北公済病院宮城野分院(仙台市宮城野区東仙台4-106-8)跡地2万8732㎡の2段階一般競争入札を再公示した。参加資格は、設立を予定する特定目的会社(SPC)や合同会社を含む単体で、JVの組成など複数者が共同で借り受けることは認めない。9月26日まで参加申し込みと企画提案書を受け付ける。11月19日にプレゼンテーションを受けた後、2026年1月28日に価格競争入札し、3月13日までに契約を結ぶ予定だ。事業用定期借地として、同年4月から56年3月末までの30年間貸し付ける。
 対象となる国有地は、市街化区域で地域・地区指定はないが、第一種住居地域、容積率200%、建ぺい率60%、第三種高度地区の制限がかかっている。
 24年11月の国有財産東北地方審議会で公表した土地利用方針は、それまでの「公共随契対象施設と民間収益施設を兼ね備えた複合施設」から「民間収益施設」に、定期借地期間も「10-30年(事業用定期借地)か50年以上(一般定期借地)」から「事業用定期借地」に変更している。
 前回の2段階入札後に不動産業や建設業、医療・福祉、専門技術サービス業の計5者が参加したマーケットサウンディング(対話型)調査によると、10-30年の事業用定期借地権の場合、医療・介護・障がい者関連施設、ドラッグストア、集会所、公園、小売・飲食・サービス店舗の提案があった。