大阪府岸和田市は、「新庁舎整備基本計画(2025年版)案」を策定した。規模は延べ約1万7500㎡を想定。設計施工一括で委託するデザインビルド(DB)方式を採用し、25年度にも公募型プロポーザル方式で事業者を選び、31年度ごろの庁舎完成を目指す。
老朽化している現在の市役所庁舎(同市岸城町7)を移転建て替えする。新庁舎は低層に窓口機能をはじめ、健康福祉、子育て支援、学校教育、障害学習関連の部署などを置く。中層には建設まちづくり、総務管財、産業観光関連を、高層には市長公室や議会、企画関連部署を配置する。建物は免震構造とし、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)庁舎の実現も目指す。
概算事業費(税込み)は158億2000万円。主な内訳は設計監理が9億1000万円、本庁舎工事が131億3000万円など。財源は地方債で115億7000万円、残る42億5000万円(同)は庁舎建設基金などで賄うとしている。
建設地は、同市野田1にある「福祉総合センター」の敷地1万7387㎡。
同市庁舎の建て替えを巡っては20年度と23年度にDB事業者を募集したが、20年度は本契約が議会で否決、23年度は参加者の辞退でプロポーザルを中止。その後、市は現地建て替えから移転建て替えに方針を転換し、規模やスケジュールなども見直した。
老朽化している現在の市役所庁舎(同市岸城町7)を移転建て替えする。新庁舎は低層に窓口機能をはじめ、健康福祉、子育て支援、学校教育、障害学習関連の部署などを置く。中層には建設まちづくり、総務管財、産業観光関連を、高層には市長公室や議会、企画関連部署を配置する。建物は免震構造とし、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)庁舎の実現も目指す。
概算事業費(税込み)は158億2000万円。主な内訳は設計監理が9億1000万円、本庁舎工事が131億3000万円など。財源は地方債で115億7000万円、残る42億5000万円(同)は庁舎建設基金などで賄うとしている。
建設地は、同市野田1にある「福祉総合センター」の敷地1万7387㎡。
同市庁舎の建て替えを巡っては20年度と23年度にDB事業者を募集したが、20年度は本契約が議会で否決、23年度は参加者の辞退でプロポーザルを中止。その後、市は現地建て替えから移転建て替えに方針を転換し、規模やスケジュールなども見直した。