大和リースグループを特定/大屋根広場DB/東広島市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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大和リースグループを特定/大屋根広場DB/東広島市

鳥瞰イメージ(特定者の提案より)
 広島県東広島市は、「プロジェクト推進事業大屋根広場設計・施工一括(DB)工事」の公募型プロポーザル審査結果を公表した。最優秀候補者には、大和リースを代表とするグループ(構成員・シンクコンストラクション、アール・アイ・エー、復建調査設計)を特定した。次点者には、大之木建設・上垣組・中電技術コンサルタントJVを選定した。
 特定者は、市中心の西条地区を酒の都として象徴的な「酒樽」をアイコンとして捉え、多様な使われ方を可能とする大樽・小樽の組み合わせで屋根をつくることを提案。審査委員会からも現代的な大屋根のデザインが既存の周辺施設と調和し、魅力的な都心空間の形成に貢献すると感じられて点などが評価された。
 事業内容は、対象施設の設計、工事監理、建設。事業期間は2027年6月30日まで。
 事業用地は、東広島市中央生涯学習センター跡地(同市西条栄町7-48)の敷地4859㎡。事業用地を含めた西条駅周辺などは、行政、医療・福祉、商業、業務、文化・芸術などの高度な都市機能の集積を生かし、市の顔として都市の魅力・にぎわい・活力を創出する「都心の核」に位置付けている。
 同用地では、にぎわいゾーンとして市民の暮らしを豊かにする多様なコンテンツを実施できる自由度が高い空間、イベント利用(酒まつりなど)の大人数が集まれる空間として大屋根広場を整備する。