名豊道路が全線供用/蒲郡BP(豊川為当-蒲郡)開通/中部整備局ら | 建設通信新聞Digital

5月3日 土曜日

中部・北陸

名豊道路が全線供用/蒲郡BP(豊川為当-蒲郡)開通/中部整備局ら

テープカット 提供:中部地方整備局名四国道事務所
 国道23号名豊道路の一部となる、蒲郡バイパス(BP)豊川為当IC~蒲郡ICの長さ9.1㎞が、8日午後3時に開通した。これにより、全長72.7㎞の名豊道路が暫定2車線で全線開通した。
 供用に先立ち、中部地方整備局名四国道事務所や愛知県、豊橋市、豊川市、蒲郡市などの関係者約430人が出席し、同日午前に蒲郡市民会館で開通式を開いた=写真。
 鈴木寿明蒲郡市長、大村秀章知事があいさつした後、事業者を代表して同局の佐藤寿延局長が「1972年の一部区間の事業化から52年を経て、ようやくこの日を迎えられた。名豊道路の全線開通を契機に、この圏域がさらに発展することを祈念する」と語った。来賓祝辞に続いて、竹本幸夫豊川市長が謝辞を述べた。
 この後、蒲郡IC付近の本線上に移動し、テープカットやくす玉開披などのセレモニーを行い、開通を祝った。
 名豊道路は知立、岡崎、蒲郡、豊橋、豊橋東の5BPで構成し、名古屋市と豊橋市を結ぶ。同道路には信号がないため、名古屋から豊橋までの所要時間が国道1号を利用する場合に比べ、約50分短縮され約1時間になるという。