WTOで4月公告/門司港の複合公共施設/北九州市 | 建設通信新聞Digital

5月3日 土曜日

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WTOで4月公告/門司港の複合公共施設/北九州市

 北九州市は11日、市議会の建設建築委員会で「門司港地域複合公共施設整備事業」の事業進捗(しんちょく)を報告した。建築工事は、2025年9月議会案件として、WTO対象の一般競争入札で4月に公告する。建設工事費は135億4382万1000円を見込む。25年度予算案には27年度までの債務負担行為を設定した。分離発注している杭工事の完了後、10月に建築本体工事に着手し、27年度中の完成を目指す。
 門司港地域内に点在する区役所、港湾庁舎、図書館、市民会館、生涯学習センターを集約建て替えする。複合公共施設の規模は5階建て延べ約1万4000㎡。設計は山下設計・久保建築設計JVが担当。
 建設予定地では、23年10月に出土した旧門司駅関連の遺構の一部保存のほか、24年11月から造成工事を進めている。杭工事は3月末に契約を結び、4月以降の着工、10月の完了を予定している。建設予定地は門司区清滝2-4ほか。