単位・百万円。カッコ内は前期比。上段は2025年3月期連結業績、下段は26年3月期通期予想。連結売上高順。網掛けは最高額。インフロニアHDはIFRSを採用していることから、事業利益を営業利益に、営業利益を経常利益に読み替えている。飛島HDは2024年10月1日に設立されたため、対前年同期増減率は記載していない。インフロニアHDの前田建設、高松コンストラクショングループの青木あすなろ建設、高松建設、大成建設グループのピーエス・コンストラクション、飛島HDの飛島建設の単体数値は2面表に記載
大手・準大手ゼネコン25社(単体27社)の2025年3月期決算が15日までに公表された。連結売上高は飛島ホールディングスを除いた24社のうち、17社が前年同期比で増収となった。うち8社が過去最高を更新した。連結の営業損益は18社が増益で、うち2社が過去最高となった。
=2面に単体一覧
単体の完成工事総利益(粗利)率は公表した24社のうち、16社が前年同期を上回り、11社が10%超となった。土木・建築別で見ると、土木の粗利率(21社開示)は12社が前期を上回った。大成建設が20%を超えたほか、ピーエス・コンストラクション、前田建設、大林組、鹿島、戸田建設、安藤ハザマが15%を超える高水準となった。
建築の粗利率(21社開示)は16社が前期を上回った。10%超えは5社にとどまったが、全体として資材高騰などの影響から脱しつつあることが分かる。
受注高(単体)は21社が前年同期を上回り、6社が下回った。
=2面に単体一覧
単体の完成工事総利益(粗利)率は公表した24社のうち、16社が前年同期を上回り、11社が10%超となった。土木・建築別で見ると、土木の粗利率(21社開示)は12社が前期を上回った。大成建設が20%を超えたほか、ピーエス・コンストラクション、前田建設、大林組、鹿島、戸田建設、安藤ハザマが15%を超える高水準となった。
建築の粗利率(21社開示)は16社が前期を上回った。10%超えは5社にとどまったが、全体として資材高騰などの影響から脱しつつあることが分かる。
受注高(単体)は21社が前年同期を上回り、6社が下回った。