岡山市・東部クリーンC/参加申請は6月19日まで/長寿命化計画策定など | 建設通信新聞Digital

5月29日 木曜日

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岡山市・東部クリーンC/参加申請は6月19日まで/長寿命化計画策定など

 岡山市は、「東部クリーンセンター長寿命化計画策定および長期包括運営委託に係るアドバイザリー業務」の一般競争入札を公告した。参加申請は6月19日まで、財政局財務部契約課契約係で郵送により受け付ける。7月3日の期限で郵便入札を受け付け、翌4日に開札する。
 参加資格は、市の有資格者で、建設コンサルタント「廃棄物」部門の国交省登録があり、廃棄物処理施設(処理能力1日当たり150t以上または廃棄物発電設備があるごみ焼却施設に限る)の基幹的設備改良事業と長期包括運営業務、PFI事業等(コンセッション、BTO、BOT、BOO、DBO方式に限る)の実績など。
 業務内容は、長寿命化計画策定・施設の概要と維持補修履歴の整理、延命化計画策定、施設保全計画の作成、長期包括運営業務・運営維持管理費算出・事業手法の策定、実施方針の策定・公表、民間事業者の募集および評価・選定・公表、その他関連事業の推進について技術的な検討支援。履行期間は2028年3月31日まで。
 市では、同センターの現在の長期包括委託の契約が28年3月31日に終了することから、同年4月1日以降の第2期長期包括運営業務を、基幹的設備改良工事と合わせたDBO(設計・建設・運営)方式による事業実施に向けて準備を進める。良好な管理下で長期的に稼働させるため、現在に至るまでの補修履歴や現状などを把握した上で効果的な整備による施設の安全性・信頼性の向上、長寿命化と大規模改造などの費用などを縮減した長寿命化計画をまとめる。
 同センターの概要は、ごみ焼却日量450t(150t×3炉)、灰溶融炉日量39t、炉形式は全連続燃焼式流動床炉+直流電気抵抗式灰溶融炉。