
6月下旬に季節外れのイチゴ狩りに行ってきた。夏真っ盛りとも言える今、本当にイチゴは育っているのだろうかと半信半疑のまま向かうと、小さいながらも甘く真っ赤なイチゴが実っていた◆印象的だったのが、トッピングの数だ。定番の練乳に生クリーム、チョコホイップ、さらにはクレープ生地まで至れり尽くせり。飲み物も用意されていた。暑さに配慮して、凍らせたイチゴを削ったかき氷も提供され、イチゴ狩りに来ているというより、カフェにいるようだった◆果物狩りの概念が変わる経験で、こうした農園が増えていくのではないかと予感した◆職業や立場、場所によって“こうあらねばらない”という意識を持ちがちだ。建設業にも同じことが言えるが、そこから解放されると、まったく違う景色が見えてくるのではないか。