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【赤門を耐震補強・改修】再び開門目指す/東大

開門していたころの赤門


 東京大学は、同大のシンボルである「赤門」の耐震補強・改修工事に着手する。7月17日、「東京大学(本郷)赤門改修その他工事」の総合評価(加算方式・試行)一般競争入札を公告した。

申請書は8月6日まで受け付け、9月4日に開札する。参加資格は、建築一式工事のAかB等級の認定など。

 概要は、重要文化財である旧加賀屋敷御守殿門(赤門)と番所、袖塀の屋根の全面ふき替え、構造補強、番所と袖塀の部分補修、繋塀の解体修理となっている。設計は文化財建造物保存技術協会が担当した。工期は2027年9月30日まで。工事場所は、東京都文京区本郷7-3-1。

 同大では、27年の150周年記念事業「赤門周辺の歴史的環境保全事業」として、同年に創建200年を迎える赤門の耐震補修、周辺エリア整備を計画している。耐震性の問題で21年2月から閉鎖されている赤門を補強・補修して再び開門できるようにするほか、周辺施設や歩道を改修し、来館者が散策できる「赤門ロード(仮称)」を整備する。


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