ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは、千葉市の西千葉エリアに新拠点を建設する。基本計画はNAP建築設計事務所、基本・実施設計は同事務所と竹中工務店が担当している。2月中に着工し、2020年末の完成を目指す。

　オフィスや会議室などを設ける新拠点は地下1階地上2階建てで、緑の多い西千葉の街並みに溶け込むよう木が基調。“楽しく働く”を徹底する自社スタッフの姿を見て感じてもらえるようガラス張りのデザインとする。屋根は吊り構造のため柱が少なく、フロア内は仕切りを設けない。
　建設地は京成千葉線みどり台駅と千葉大西千葉キャンパス正門の間に位置する千葉市稲毛区緑町1-15-3の敷地1983㎡。
　また、東京大学は、同キャンパスに隣接する生産技術研究所附属千葉実験所跡地約7.5haの取得と事業実施の意向を持つ民間事業者からの提案募集（1次募集）を18年6月から実施。対話事業者に選定した5者にはZOZOも入っており、同社はアートパーク、ライブラリー、アーティストインレジデンス、アート作品のオープンストレージ、ZOZOグループのオフィスやR&D施設、ホールからなる複合施設を提案していた。

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