7月30日、31日に入札書/東部市場跡地活用方針検討/広島市 | 建設通信新聞Digital

7月24日 木曜日

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7月30日、31日に入札書/東部市場跡地活用方針検討/広島市

 広島市は、中央卸売市場東部市場跡地活用の検討を進めている。「同跡地活用方針検討その他業務(7-1)」の一般競争入札(入札後資格確認型)を公告した。30、31日に電子入札システムで入札書を受け付け、8月1日に開札する。東部市場は、西区商工センターにある中央市場に移転統合する予定になっており、移転後の跡地で速やかに整備着手できるよう跡地活用検討に向けたさまざまな取り組みを進める。
 公告した業務の参加資格は、土木関係建設コンサルタント業務の「都市計画および地方計画」に登録され、ワークショップなどでファシリテーターを配置して進行支援や意見集約などを行った業務の実績などを求める。
 業務内容は跡地活用方針検討一式。履行期間は2026年3月31日まで。
 東部市場は、安芸区船越南5-1-1の敷地5万8120㎡に立地しており、青果物を扱う市場として、卸売場、青果低温卸売場、仲卸売場、買荷保管積込所、倉庫、冷蔵庫、加工所、関連事業店舗などの施設で構成されている。1974年から業務を開始している。
 中央市場への移転統合後の跡地活用については、安芸区の地域団体の代表者、周辺事業者、安芸郡4町の代表者などで構成する同跡地検討協議会を設置し、活用方針を市に提言することになっている。24年度には、協議会メンバーらによるワークショップを開催し、同跡地の目指す姿や施設イメージ、活動・機能イメージなどについて意見を交わし、集まったアイデアを今後の検討に生かすことにしている。